-
-
立川談春『赤めだか』
2015/12/04 たけと
溺死 読了後、熱帯魚店に赤めだかを眺め …
-
-
村上春樹『ウォーク・ドント・ラン』
2015/11/06 しゅり
衝動とその収束 いつからかこう考えるよ …
-
-
村上春樹『職業としての小説家』
2015/10/30 たけと
思想の証明 今回の『職業としての小説家 …
-
-
村上春樹『風の歌を聴け』
2015/10/23 しゅり
はじめの一歩 「君は君自身を太宰治と並 …
-
-
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
2015/10/16 しゅり
走ることについて語るときにわたしの語ること &nbs …
-
-
絲山秋子『海の仙人』
2015/10/10 たけと
孤独の殻 「運命の女性」の死でさえ、か …
-
-
西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
2015/09/23 たけと
びんぼう 「カネ」の話、というよりは、 …
-
-
佐伯一麦『ア・ルース・ボーイ』
2015/09/05 たけと
自律 おだやかに、毅然と、質素で、てら …
-
-
筒井康隆『世界はゴ冗談』
2015/07/26 たけと
老いと文学 2020年東京オリンピック …
-
-
いしいしんじ『プラネタリウムのふたご』
2014/12/15 ぐりこ
ある日の雑談 文庫にして本編519ペー …
-
-
辻村深月『ふちなしのかがみ』
2014/11/23 しゅり
模倣 羨望がみえる。彼女が幼いころから …
-
-
森見登美彦「新釈走れメロス 他四篇』
2014/10/20 たなかよ
オカシミと畏れが共存してまだら模様を生み出している。 …
-
-
よしもとばなな『High and dry(はつ恋)』
2014/10/16 しゅり
見える人、信じる人 彼女は見える人だ、 …
-
-
ウニ『師匠シリーズ』
2014/10/13 たなかよ
「人が死んだらどこに行くか知っているか。どこにもいけ …
-
-
川上弘美『センセイの鞄』
2014/10/09 しゅり
センセイ。 ていねいになでつけた白髪、折り目正しいワ …
-
-
ソポクレス『オイディプス王』
2014/10/06 たなかよ
オイディプスの名は“エディプスコンプレックス”のエデ …
-
-
綿谷りさ『インストール』
2014/10/02 しゅり
堕落の向こう 聖璽、という名は覚えていた。マンガ版を …
-
-
小野不由美『丕緒の鳥』
2014/09/29 たなかよ
屍鬼など、有名作品を手がける作者のシリーズ作品、人呼 …
-
-
吉本ばなな『白河夜船』
2014/09/25 しゅり
死か、不倫か。 ひとりの空間に慣れすぎると、だんだん …
-
-
吉本ばなな『ハチ公の最後の恋人』
2014/09/21 しゅり
混ぜるな、きけん! あ、また戻ってきた …
-
-
江國香織『すいかの匂い』
2014/09/18 るりさん
きっと江國香織の思い浮かべる夏と私の思 …
-
-
本谷有希子『ぬるい毒』
2014/09/15 ぐりこ
流れる水のような本だった。湧き出たばかりの清水から、 …
-
-
東島誠,與那覇潤『日本の起源』
2014/09/11 がちょポン
現在、日本で最もときめいている歴史学者といってもいい …
-
-
伊集院静『いねむり先生』
2014/09/07 いけざわ
私にこの本の存在を教えてくれたのは睡眠科医の先生だっ …
-
-
都甲幸治『偽アメリカ文学の誕生』
2014/09/03 こーじ
「都甲幸治は裸で叫んでいる」というオビ文が彼の新刊に …
-
-
山田英司『八極拳と秘伝―武術家・松田隆智の教え』
2014/08/30 たなかよ
人間は多面ダイスだ。人間同士が付き合うときには知り合 …
-
-
山田英司『武術の構造——もしくは太極拳を実際に使うために』
2014/08/26 たなかよ
あなたは武術を実際に使えるものだと考えているだろうか …
-
-
江國香織『スイートリトルライズ』
2014/08/22 るりさん
「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとする …
-
-
小川洋子『薬指の標本』
2014/08/18 R
辛い出来事や悲しい過去を全て自分から切り離して遠ざけ …
-
-
高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』
2014/08/14 こけし舟
言葉のキャッチボール、文章のキャッチボール、小説のキ …
-
-
詩・谷侑雄/絵・後藤グミ『どれも特別な一日』
2014/08/14 谷川文屋
数々の写真詩集を刊行されている詩人・谷 …
-
-
香山リカ『劣化する日本人』
2014/07/27 たけと
「自己愛」と「日本人の劣化」。最近のリカ先生は、この …
-
-
池上彰『ニッポンの大問題』
2014/07/17 ぐりこ
茶の間でおなじみ、池上彰の本作は「分かりやすい」ニュ …
-
-
村上春樹『女のいない男たち』
2014/07/02 たけちよ
「女のいない男たち」は村上春樹の9年ぶりの短編集とし …
-
-
村上春樹『女のいない男たち』より「イエスタデイ」
2014/07/02 つじどう
登場人物は、必ず行動をする。作品に登場するからには、 …
-
-
村上春樹『女のいない男たち』
2014/07/02 美慕
思った通り軽めの作品でした。軽いのが悪いというわけで …
-
-
北杜夫『楡家の人びと』
2014/05/29 マダガスカル竹林
とても気楽には読めない分量と重々しい内容の割には、文 …
-
-
R・F・ヤング『時が新しかったころ』
2014/05/27 たけと
誰がこの本を手にとったとき、狂おしいほどの悲痛なラブ …
-
-
古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』
2014/05/22 いけざわ
若者論はおじさんが語っているイメージがある。おじさん …
-
-
吉本ばなな『体は全部知っている』
2014/05/19 しゅり
魂が体に勝るとき 器が邪魔だ、と思うこ …
-
-
早川いくを『へんないきもの』
2014/05/15 ぶんちょう
以前テレビ番組などで紹介されたこともあり、ご存じの方 …
-
-
美月あきこ『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』
2014/05/13 やのぱそ
グリーン車とはわけが違う。 160万円。金額にして6 …
-
-
J. アルバート, J. ベネット『メジャーリーグの数理科学』
2014/05/08 さかい
球場には様々な楽しみ方をする人達がいる。 外野スタン …
-
-
ジェフリー・ユージェニデス『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』
2014/05/06 こーじ
誰が自殺者を殺すのか 「ヘビトンボの季 …
-
-
棚橋弘至『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』
2014/05/03 みゆさん
当サイトの数ある文学的な本の書評の中にこっそりとプロ …
-
-
筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』
2014/05/01 がちょポン
筒井康隆がラノベを書く。その触れ込みに惹かれずにはい …
-
-
綾小路亜也『サラリーマンの本質』
2014/04/27 たけと
ピンチに見舞われる人には常にピンチがふりそそぐし、チ …
-
-
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
2014/04/22 美慕
自分がもっている小さな頃の記憶、イベントではなく、脈 …
-
-
水越ひろ『関節技極意』
2014/04/17 たなかよ
この世に数ある武術書を読むにあたって我慢ならないこと …